まじめな話でまじめな文句

昨日の出来事です。

工場の2020年計画を準備するに当たり、どのくらいの生産数量が適正か、という話し合いがありました。

自分の答えとして、「わからない」というのが率直な意見でしたが、一応二つの答えを伝えました。

一つは残業なしで生産できる数量、もう一つは同レベルの残業をして現在と同等の数量。

そこで口を滑らし、自分の愚見を述べてしまいました。

それが引き金となり、トラブルを招いてしまいました。

述べた内容は、

いずれの数量においてもコストカットが必要となること

日本人を減らし、人件費を減らすこと

社長と工場長の機能を統一し、どちらか一人の人件費を減らすこと

その結果、参加者の怒りを買いました。

「なぜ君に言われなきゃならないのか」と。

現在の状況から至極まっとうな意見を言ったつもりだったのですが、話し合いの議題はあくまで「生産状況のみに着目して生産できる数量」だったようで、収支の観点までの話ではなく、自分の発言を後悔しました。

生産できる数量をやって、収支がマイナスだったらどうするのでしょうか?

収支がプラス、かつ生産可能な現実的な数量をやる必要があると思っています。

いくら生産数量を増やしても、赤字だったら意味がないと思っています。

数字をいじることはいくらだってできると思いますが、それでは作成計画が恣意的なものになるので、意味のないものとなる気が強くします。

ただ、今後は、相手が求めている模範解答を想像、想定し、それのみを回答していこうと思いました。

最低限のことをやっていけば、このような面倒は避けられると思います。

参加者の想像外のことを発言し、混乱させてはいけないと思いました。

会社においては、もう少し、相手の気持ちを思いやり、相手が欲しい答えを出せるような人になれたらいいと思います。

目指せ、太鼓持ち!と思ったのですが、機嫌伺するのも嫌なので、目指せエアーですね。